縁に灰色のノイズが入る問題
ミツゴロウ 2015/01/27(Tue) 02:00
次回アップデートの欄をみると、
Siv3D January 2015 v2 (1/27 リリース予定)
バグ修正
Font の縁取りで外周に灰色が混じり、フォントの画質が低下していたバグを修正
と書いてありましたが、Font以外でもこの灰色のノイズが入ってしまいます。
Graphic2D::SetTransform関数で拡大縮小した時に、各テクスチャの透明部分との縁に灰色のノイズが入っていました。
画像をよく見るとわかると思います。ブロック画像の境界に灰色の線がうっすらと見えます。
ブロックの画像は、ブロックの周りに1ピクセル分の空白が用意されています。ブロック以外でも、透明部分がある画像はほとんど同様の問題が発生します。
この画像は、Graphic2D::SetTransform関数で1.3倍に拡大した後、画像編集ソフトで3倍拡大したものです。
この問題を発見したのは12月なのですが、大したことないと思ってずっと報告しませんでした。
確認お願いします。
Reputeless 2015/01/27(Tue) 09:53
実際のブロック画像が無いので推測になりますが、
拡大縮小時のテクスチャフィルタリングによる通常の挙動と思われます。
この場合、画像の調整[A]で回避できます。
本件とは関係ありませんが、拡大縮小描画時には [B] のような補間もかかるため注意が必要です。
[左: A]
ブロックの周りの空白が白など、ブロック色以外で作られていた場合、
拡大縮小時のサンプリングによって色がにじみます。
画像のように、周囲の白領域に「塗り足し」を用意してください。(透過はそのままで OK)
[右: B]
補間によって本来無かった色が現れることがあります。
これで解決しない場合は、使用している画像ファイルを添付し、描画時の SamplerState を記載して返信をください。